我が寺に犬が参りました。柴犬の雄です。名前は「リン」二代目です。いま郵便配達の方に吠えています。
最初の犬は柴の雌、この犬はおとなしく従順で利口、みんなに可愛がられました。この犬はどうなりますやら
教育次第でしょうか。柴犬は柴や藪を潜り抜けて狩を助けるとあります。もともと気性は荒いのかも知れません。
犬といえば、詩人陶淵明よりやや先輩の陸機(261~303)が飼っていた名犬「黄耳(こうじ)」が有名です。
この犬は手紙を首にゆわえられて遠くまでとどけたということですが、せめて我が寺の「リン」も
旧犬は我の帰りしを喜び
まとわりつきて衣の裾に入る
くらいの犬になってもらいたいものです。
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