7月29日当寺では、新盆の盂蘭盆施食会(うらぼんせじきえ)の法要が執り行われた。
当日の気温は39.5度にも昇り、全国で一番暑い日となった。
「お盆」という言葉は、以前にも書いたところであるが「盂蘭盆経」というお経に由来している。
お釈迦様の弟子である目連尊者がある時、亡き母が餓鬼道に落ち苦しんでいる姿を見、その救われる道をお釈迦様に尋ねた
ところ、7月15日に夏安居(げあんご)の修行を終えた僧侶から供養をしてもらいなさいとのことであった。
亡き母は、餓鬼道の苦しみから救われたということから、この行事が行われている。
遺教経の一節に「汝らもし勤め励むならば、事として難きものなし、わずかな水も常に流るればよく石を穿つがごとし」
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