商業高校の桜もそろそろ終わりに近づいている。今年は鑑賞の時間が短かったような気がする。
五十嵐川の雪解け水が日に照らされ輝いている。誠にのどかな一日である。
誠にのどかな中にあっても、世の中は日々動き、変化している。当寺でも近年何かと取り上げられたいる「墓じまい」なるものが現実に起きてきている。
以前、日本創成学会が発表した「消滅可能性都市」が話題となった。このまま大都市への人口流出がとどまらず、若年女性の減少が進めば、2040年には全国自治体の49.8%が消滅する可能性があると指摘している。識者に言わせると仏教界では既に寺院の消滅が始まっており、2040年を待たずにかなりの数が消えてなくなる可能性があるということであった。
あと20年どんな手が打てるのか。「世は無常ですな」。
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