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 6月5日三条市の宗正寺さんに曹洞宗大本山永平寺貫主の福山諦法禅師が来寺され、暦代住職の供養と因脈授戒式が執り行われた。
 三条の曹洞宗寺院に貫主が来られたのは初めて、禅師から放たれるオーラは尋常ではなく、思わず足が震え出したほどであった。
 授戒とはお釈迦様が人々が平和に人生を送るための道しるべとなる「戒」を授ける儀式であります。
 この戒には、三帰戒(さんきかい)三聚淨戒(さんじゅじょうかい)と十重禁戒(じゅうじゅうきんかい)があります。
 三帰戒とは①南無帰依仏(ほとけにきえする)②南無帰依法(仏の教えにきえする)③南無帰依僧(僧に帰依する)
 三聚淨戒とは①すべて悪いことはしない②善いことはどんな小さいことでも実行する③すべては自分のためにではなく、世の中のため、人のためになるように心から尽くすことであります。十重禁戒とは①殺生しない②盗みをしない③淫らなことはしない④嘘は言わない⑤酒におぼれない⑥他人の過ちを言わない⑦自ら自慢したり、他人をけなさない⑧与えることを惜しまない⑨腹を立てない⑩仏法僧の三宝をそしらない以上、三帰戒、三聚淨戒、十重禁戒、合わせて十六戒は、お釈迦様をはじめ、もろもろの仏様、祖師様が護持して今日に至ったものでり、この戒を受ければこの身このままが仏であり、仏の子(みこ)となると言われております。
 葬儀では、法の伝承を明らかにした血脈(けちみゃく)を授け、お亡くなりになった方に引導を渡して、仏様の子として仏の世界に導くくこととなります。
 福山管長は、授戒を終えられると、疾風のごとく、岩手に旅立たれました。偉くなるには大変なエネルギーが必要なんだということがよく理解できました。
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