先般、N紙の記者の方が当寺に祀られております「大地蔵尊」について、取材に来られました。
大地蔵さんは、総丈一丈六尺余、推定重量20トン以上、全国一大きな石の地蔵尊といわれています。
数々の霊験談などをお話しさせていただきました。
「お参りをされる方が一番の多い時間帯」はとの問いに「朝の7時から8時ころですね」とお答えし、記者の
方は「では翌朝にでもお伺いし取材させていただきます」と話され写真を撮るため御堂に向われました。
御堂に着いたとたんどこからともなく一組のご夫婦がお参りに来られました。しかも奥様は妊娠されておられる
とのこと、記者の方は労せず取材を終えられ帰られました。
禅宗の言葉に「感応道交(かんのうどうこう)」という言葉があります。
仏と人間の気持ちが通じ合うこと、仏の働きかけ、それを感じる人の心が通じ、相交わることなどの意味がありま
す。きっとお地蔵様、記者の方、ご夫婦の心が通じたのでしょう。
その瞬間、私はよいお子さんが生まれてくることを確信しました。
「人生でもっともすばらしいことは、不思議の体験である。それこそがすべての真の芸術と科学を生み出す
もとなのだ。この不思議に無縁な人間は死んだも同様である」アインシュタインの言葉です。
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