今年のお正月は雪も少なく安心しておりましたが、この寒波で大荒れ、各地に甚大な被害を出しています。
幸いにも、当地は例年より少し多めに雪が降りましたが屋根の雪下ろしも必要なく安堵しています。
ただ気温が例年より低く、本堂瓦屋根の雪が落ちず心配しておりましたが一昨日の雨で無事落下、
これで、雪下ろしの心配もなくなりました。
昨日は、落雪のため5歳の女の子が死亡するなど痛ましい事故も報道されています。
お釈迦様は、幼い子供を亡くし悲しみに浸っている母親に向かって、こんな言葉をかけられたそうです、
「ほら、この火をごらん。いつもどこからか吹いてくる風に揺れ動いているだろ。人間の命も同じことだ。
事故や病気がいつも風のように私たちに吹きつけ、いつどこで命を失うかは誰にも分からない。今日無事でも
明日はわからないのが人間の命です。、だから、誰もが、その日、その日を大切にして、一生懸命生きるのです。
たとえ子供が死んでも、いつまでも悲しみに浸っていることは出来ないのです。早く家に帰って、子供の霊を
まつってあげ、いっそう精を出して働くことです。それが子供さんの霊を慰める唯一の方法です」
「生者必滅(しょうじゃひつめつ)会者定離(えしゃじょうり)」
生まれたものは必ず死に、相会う者は必ず別れる運命にあるのであって、しかも老少不定(ろうしょふじょう)
その時期はまったく持って予断を許さないものであります。
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