先般、新潟放送局の取材がありました。
寺の歴史、大地蔵尊、油かけ地蔵、あくかけ地蔵の由来などをお話させていただきました。
12月2日(金)午後より放映予定だそうです。興味のある方は是非ご覧いただきたいと思います。
特に「油かけ地蔵」「あくかけ地蔵」に興味を持たれたようです。3,4年前東京の大学の先生が来訪され「油かけ
地蔵」は全国的にも珍しく、京都に一体、当寺に一体あるだけではないかとのお話もあり、そんな話もさせていた
だきました。
江戸時代の歌にも「本尊に油かけたかほととぎす」などと詠われているように、油をかける、あくを振りかける
などといった方法は、一般的に行われていたことかもしれません。
地蔵様は「代受苦」(代わって苦しみをうけてくださる)の仏様であります。お参りをすれば必ずや慈愛の心を
もって、あなたのもとに駆けつけていただけるものと思っております。
また、「延命地蔵経」には十種の功徳があるとあります。「財宝が満ち溢れる」「病は除かれる」「智恵が備わ
る」「多くの人から尊敬される」「穀米は豊かに実る」などさまざまな功徳が挙げられています。
加持祈祷の中で、財産得る最高の秘法は「油浴び祈祷」だなどと書いてある本も目にしたことがあります。
取材してくれた近藤アナウンサーは、趣味は「競馬」だそうです。以前あるお寺に行き「あく」をなめたら競馬の
成績があがったそうです。今回もいろいろお願いされていかれましたので「大穴」を取られたかもしれませんね。
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