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 先般、新潟放送局の取材がありました。

 寺の歴史、大地蔵尊、油かけ地蔵、あくかけ地蔵の由来などをお話させていただきました。

 12月2日(金)午後より放映予定だそうです。興味のある方は是非ご覧いただきたいと思います。

 特に「油かけ地蔵」「あくかけ地蔵」に興味を持たれたようです。3,4年前東京の大学の先生が来訪され「油かけ

地蔵」は全国的にも珍しく、京都に一体、当寺に一体あるだけではないかとのお話もあり、そんな話もさせていた

だきました。

 江戸時代の歌にも「本尊に油かけたかほととぎす」などと詠われているように、油をかける、あくを振りかける

などといった方法は、一般的に行われていたことかもしれません。

 地蔵様は「代受苦」(代わって苦しみをうけてくださる)の仏様であります。お参りをすれば必ずや慈愛の心を

もって、あなたのもとに駆けつけていただけるものと思っております。

 また、「延命地蔵経」には十種の功徳があるとあります。「財宝が満ち溢れる」「病は除かれる」「智恵が備わ

る」「多くの人から尊敬される」「穀米は豊かに実る」などさまざまな功徳が挙げられています。

 加持祈祷の中で、財産得る最高の秘法は「油浴び祈祷」だなどと書いてある本も目にしたことがあります。

取材してくれた近藤アナウンサーは、趣味は「競馬」だそうです。以前あるお寺に行き「あく」をなめたら競馬の

成績があがったそうです。今回もいろいろお願いされていかれましたので「大穴」を取られたかもしれませんね。


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 去る10月25日に作家五木寛之さんをお招きして、第40回仏教文化講演会を開催いたしました。

 五木さんは1932年生まれの80歳、秘書も同行せず一人で燕三条駅に颯爽とした姿で降りてこられました。

 なかなか気さくな方で仏教会の役員の方々と打ち解けた打ち合わせを行った後講演に入られました。

 講演の趣旨は、日本は今、高齢化の問題もあり、山を降りようとしている時期で、安全に降りきることが大切。

 だからといって、悲観する必要はまったく無く、人生は楽しいものと思えばいい、人間って捨てたものでない。

 苦しいことがあれば、昔の楽しかったことを思えだせば心は次第に和んで克服する力が湧いてくる等のお話の後

、年間三万三千人を超える自殺者の問題を取り上げられここにも宗教の出番があるとの示唆にとんだお話をされました。

 40回の講演会を開催することはなかなか大変ですが、「継続は力なり」の言葉もあります。今後とも市民の皆

様の協力をいただきながら、実施していければと思っています。




 

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