伊

　当寺副住職が今月の14日からイタリアのフィレンツエの真如寺を訪問しています。

　曹洞宗の儀式作法の指導ということで、昨年に引き続きの訪問です。

　①応量器の使い方（食事作法）　②朝課（朝のお勤め）　③　涅槃会の儀式作法　　④降誕会の儀式作法

⑤大晦日の儀式作法の指導、26日には真如寺のお弟子さん2名の出家得度式、授戒会、29日帰国予定となっています

す。

　前回と違い今回は一人での訪問ですので少し不安はありましたがいろいろな方からホームパーテーに招かれるな

ど結構楽しく日程をこなしているようです。

　帰国しましたら、イタリアの状況など報告させていただきます。

壊

　8年間程使ったパソコンが急に壊れました。バックデータも取っていませんでしたので、修復が可能かどうか心配

いたしましたが、幸いにもほとんどのデータが残っており、「ほっと」しています。

　「一寸先は闇」という言葉がありますが、私たちの命も同じですね。いつ病気や事故風が吹きつけ、いつどこで

命を失うかは誰にも分かりません。今日は無事でも明日は分からないのが人間の命です。

だから、その日、その日を大切にして、一生懸命生き・働くことが大切ですね。

　今日ある方が相談にこられました。その方は54歳で会社をリストラされ、これまでの間、県の期限付き臨時職員

員、運送会社の臨時社員等懸命に働いてきましたが、つい先日解雇を言い渡され、貯えもなく途方にくれての相談

でした。地場産業が盛んなころでしたら何とか職は見つかるのでしょうが今の時代中高年の職探しは非常に厳しい

と言わざるを得ません。私もあちこちに当たっては見たいと思いますがどうなりますやら。

　昔の失対事業的なものの復活と働く場所の確保を国も真剣に考えてもらいたいものです。