今日は体育の日、三条市でもいろいろな体育行事が行われる。合気道会でも東京から高段者を招き、「演武会」が開かれる。
 剣聖といわれた宮本武蔵は五輪書で「一道万芸に通ず」と述べ、それぞれが自分の好きな一道をきわめたときに、それた他の一芸に通じるという。道元禅師も正法眼蔵の中で「まことに一事をこととせざれば、一智に達することなし」と述べられている。
 日常生活の中で一つのことに携わったら、それが終わらないうちに他事い移ることの弊害を戒めることばにもなっている。
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 お盆中は、例年に比較し気温が低く棚参りするにも活動がしやすかった。
 この気候のせいで日照不足となり野菜が高くなっているとのこと、我々庶民にとっては困ったこととなっている。
 先般、高校の同級会が1年ぶりに開かれ、楽しい時を過ごした。私も久しぶりに痛飲した。
 最近、お檀家の方や職場の元同僚に「和尚さんに戻ったら若返ったね」と言われることが多くなった。これも「西野流」のお陰かな。
 人間の平均寿命は、女87歳、男81歳ということであるがカルフォルニア大学のヘイフリック教授は、その限界説によって、人間のヒト細胞の分裂・再生回数は、約五十回までが可能であり、それを過ぎると、分裂を止めてしまうことが認識されているという。
 ヒト細胞の分裂・再生は二年半から三年毎に行われていることから仮に二年半毎に一回の分裂・再生が行われれば二・五年×五十回=百二十五歳まで生きられることとなる。まだまだ元気で世の中のため尽くせると気合を入れている。

 近年「シンギュラリティ」という言葉を耳にする。「A1(人工知能)が人類の知能を超える時点」ということだそうだが、その時期は2045年と言われておりあと30年もない。最近でも囲碁棋士が人口頭脳に敗れるというショッキングなことも起きている。
 1000ドルで買えるコンピュータがすべての人間を合わせた知能より賢くなるということであるが、その時、コンピュータが私たち人類を必要としないと判断すれば人類は滅ばされることは必定だといわれている。人類より高度な知識を持った機械が、あえて自分たちより次元の低い人間に仕える理由はないということであろう。大変な時代が到来しそうだ。
 ソフトバンク社長の孫正義氏は、人工知能の思うようにはさせないと述べているが、早くその対策をつくっていくべきだ。
 

 平成21年10月より、江戸時代制作されたと思われる三十三観世音菩薩像の復元修理を檀信徒の皆様のご協力を賜り、行ってきた。
 今年の「護持会たより」にお願いを掲載したところ、2名の方から協力の申し出があり、2体を修復復元することになった。
 誠に有難いと思っている。残るは3体のみ2~3年以内に何とか完了させたいと思っている。多くの方からのご協力を心より感謝したい。
 施しをする者と(能施のうせ)、それを受ける者(所施)というそうであるが共に喜べてはじめて施しの意義が成り立つ、その善行に感謝したい。

 爽やかで、l穏やかな日が続き朝の散歩が楽しみだ。5月の連休は、出かける予定もなく、墓地の草取りに追われそうだ。
 道元禅師は、随聞記のなかで「ただすべからく万事を放出して一向に学道をすべし。後事を存することなかれ」と申されている。
 くだらないことにうつつを抜かさず、本当にやるべきことに専念して、決して後悔しないように、というのである。
 他の寺院墓地を見ると彼岸のお花がまだあったり、雑草が生い茂っているところが多々見られる。
 墓地を清浄にすること、それがご先祖に対する報恩感謝の気持ちとなる。

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